ロードバイク初心者の人が上級者と一緒にツーリングに出掛けた時、前の人が手で合図を送ってくれる事に気づいた人もいるのではないでしょうか。
これは「ハンドサイン」と言って、前の人が事前に先の行動を予告してくれたり、安全に関わる事を後続に伝える手信号になります。
しかしなんとなくはわかる事もあれば、よくわからないサインもある為見逃してしまうという事もあります。
今回は、初心者の人はもちろん上級者の人の確認の為に、絶対に必要な5つのハンドサインを図解で紹介していこうと思います。
人によって微妙に違うので、このチームでは独自に統一をしたハンドサインを紹介しています。
目次
ロードバイクに乗るのにハンドサインはなぜ必要?
小学生の時の「交通安全教室」や自動車学校で、自転車や車等のハンドサインを教えられたと思います。
正直覚えている人は少ないと思います。
しかしロードバイクで集団走行をする場合には「ハンドサイン」はとても重要な合図となってきます。
①事前に先の行動を予告する為
ロードバイクには車やバイクと違って、「ウィンカー」や「ストップランプ」というものがありません。
いきなり曲がったり、止まると後続車はついていけなかったり、追突をしてしまう危険があります。
道を知らない人や、前方の状況がわからない場合、そういった事は起こってしまいます。
その為、事前に先の行動を後続に伝える必要があります。
②障害物の情報を伝え安全に走行する為
何台かで走っていると先の状況に気付きにくい事があります。
渋滞や信号等はわかったとしても、道路の穴や障害物は前の人の影に隠れてしまい気づくのに遅れてしまう事があります。
急な回避行動はとても危険です。
どちらも安全にツーリングをする為に、必要不可欠なので是非習得したいですね!
それでは実際にハンドサインを紹介していきたいと思います!
覚えておきたい5つのハンドサインを図解で紹介!
①左折
左腕を水平に伸ばし指差します。
これで「左折します」という意味になります。
②右折
右腕を水平に伸ばし指差します。
これで「右折します」という意味になります
③停止
どちらかの手で、腰くらいの位置で手をパーにして手の平を後方に向けます。
これで「停止します」という意味になります。
④障害物
障害物や穴がある方向に指差します。
これで「何かある」という意味になります。
⑤減速
どちらかの手で、太ももあたりの位置で手を上下させます。
これで「減速」という意味になります。
まとめ
ロードバイクだと長い距離を走れてしまうので、道中なにがあるかわかりません。
安全に走る為にも集団走行をする場合はハンドサインは是非覚えて頂きたい部分ではあります。
また人によってサインが微妙に違っていたりするので、このチームでは上記のサインで統一をしています。